地上は、もはや故郷ではありません。それでも、誰もが諦めたわけではないのです。

人外遺境 は、太古の災厄によって姿を変えた地球を舞台とする、開発中のタクティカル PvP ゲームです。廃墟の地下で、知性を持つ動物たちは街を築き、生計を立て、互いに対立する理由も見つけてきました。彼らが Otherkind です。

ここから開発ブログを始めます。世界やキャラクター、そしてゲームを作るうえでの選択をお伝えする場所です。

地下で暮らし、地上を目指す。

災厄の後、地上は呪いの塵に覆われました。地下では、幾世代もの動物たちが独自の文明を育んできました。一方、地上の生命は、より奇妙な道を歩んでいます。

ろ過技術の進歩によって、地上への帰還が可能になりました。探索者は発見を持ち帰りましたが、抑えきれない危険も一緒に運んできたのです。汚染された貨物のために地区全体が封鎖されて以来、地上への出入りは厳しく管理されています。

マスクは身を守るもの。公認のマスクは、同時に許可証でもあります。

だからこそ、自作の装備、盗まれた通行許可証、検問所を避けたい人々の入り込む余地があるのです。

地上へ向かう理由は、人それぞれ。

Expedition は廃墟を地図に記し、発見を持ち帰ります。Bureau のエージェントは密輸や危険な貨物を追い、街への流入を食い止めます。Backdoor は非公式の経路を維持し、法律よりも信頼と約束を重んじます。

ほかにも理由はあります。House Vane は失った権力を取り戻すための資源を探しています。Peerless は名声にふさわしい好敵手を求めます。The Foundation は人々が暮らせる場所を築こうとしています。

そして、熟練の元探索者たちが結成した Terminus は、地上への経路を永久に閉ざすべきだと考えています。

同じ廃墟を行き交う勢力でも、そこへ来た理由が噛み合うことは、そう多くありません。

私たちが作っているゲーム

最初に力を入れているのは、マスクをまとう者同士の PvP です。事前に計画した行動、位置取り、相手の意図を読むことが戦闘の中心になります。詳しくは戦闘設計の記事で紹介します。

水晶フィルター、修繕した装備、古い機械。魔法と科学が世界の見た目を形作っています。それらは舞台に個性を与えますが、戦闘ルールやバランスはゲームそのものを軸に設計しています。

ここで紹介するイラストはコンセプト研究です。世界は形になりつつあり、ゲームはまだ開発中です。制作が進むにつれ、この日誌でお伝えしていきます。